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<学校と新聞>コラムの書き方Q&A 自分の体験 分かりやすく:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

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テレビモニターに映し出された瀬口晴義・東京新聞編集局次長の話を聞く5年生=千葉県船橋市立法典西小学校で(同小学校提供)

テレビモニターに映し出された瀬口晴義・東京新聞編集局次長の話を聞く5年生=千葉県船橋市立法典西小学校で(同小学校提供)

 一面に毎日欠かさず載っている東京新聞のニュースコラム「筆洗」って、どんな記者がどうやって書いているのだろう。そんな小学生の関心に応えるオンライン授業が、千葉県船橋市立法典(ほうでん)西小学校と東京都千代田区の東京新聞本社をインターネットでつないで行われました。

 「新聞コラムニストから書き方について本当のところを聞き、児童の質問に直接答えてもらおう」。五年生の国語の授業で新聞コラムを活用しようと内田瑞恵先生が提案して、ビデオ会議システムZoom(ズーム)を使って実現しました。

 四クラスの百三十人が参加。各クラスの教室にテレビモニターを置き、同時視聴で授業がスタート。四年余り「筆洗」を執筆した瀬口晴義編集局次長が、本社編集局にいながら講師を務めました。

 「新聞のコラムを二〇〇九年から一三年まで四年二カ月書きました。全部で一千本近くになりました」。瀬口局次長は自己紹介し、「コラムは小学校の皆さんでも書けるので、ぜひ書いてほしい。そのためのお話を今日はさせていただきたい。どんなことに気を付ければ、コラムが書けるのかということです」と始めました。

 瀬口局次長は「四季の移り変わりを観察してみよう!」「メモを取ろう」「住んでる地域を知ろう!」などと書いた紙をZoom画面に示しながら、経験を交えて説明。最後に、「新聞を読もう! 読めば、世界のこと、日本のこと、地域のことが分かる」と呼び掛けました。

 後半は、話を聞いた五年生たちからの質問タイム。「いつもどうやってコラムの内容を決めているのですか」「コラムのように短く分かりやすい文章を書けるようになるためにはどうしたらいいですか」などの質問が各クラスから次々と出されました。

 「自分が経験したもの、見たものを書くのが一番楽しかったし、説得力があったんじゃないかな。皆さんも自分の体験を大事にし、あとは本を読んだり、映画を見たり、落語を聞いたりしてネタを拾っていってほしい」と瀬口局次長。「分かりやすい文章を書くとずっと思い続けている。独り善がりの文章は読者に届かない。そういうことを戒めながら書くのが心構えとして一番大事なのではないでしょうか」と答えました。

 内田先生は「これからも五年生はコラムをたくさん読んで、コラムニストの方がどういう思いで書いたのかというところも読み取っていければいいと思っています」と、今後の授業の進め方について抱負を語りました。(稲垣太郎)

◆オンライン授業の様子はこちらから

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October 21, 2020 at 04:34AM
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