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缶詰博士の珍缶・美味缶・納得缶 第126回 いわし缶のウマさは脂次第! 脂のノリを缶たんに確認する方法(2020年10月30日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース

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「一周回って」という言葉がありますが、最近は一周回って定番の缶詰が好きになりました。さばやいわしの煮付けとか、甘いタレ味のやきとり缶も玉子とじにして、ごはんに乗せて親子丼にしています。

今回、缶詰博士が選んだのはいわしの味噌煮缶。これも定番缶ですが、美味しいいわし缶は脂を見れば分かるそうです。っていっても、缶詰でどうやって脂を見るのでしょうか?

→これまでのお話はこちら

○見た目も大事

これは清水食品の新商品(リニューアル)「うまい! いわし味噌煮」であります。
ド定番品なのだけど、まず、このデザインが可愛い。ちょっと昭和を思わせる書体と、元気に泳ぐ魚のシルエット。それも、ちゃんといわしの魚体のシルエットなのだ。凝ってますなァ。
缶心(肝心)なのは中身だ。さっそく開けてみると……。

○一度冷静に

ご覧の通り、いたって普通の味噌煮だ。

とはいえ、この時点で甘辛い味噌の匂いが立ち昇り、よだれが湧いてくる(開ける前に湯せんで温めた)。

と、ここで一度冷静になって、おもむろに小さなスプーンを取り出す。それをそっと静かに、缶汁の表面に沈めるとどうなるか。

○脂を確認せよ!

かくのごとし。茶一色の味噌ダレの表面に、黄金色の脂が浮かんでくるのだ。これが、いわしがもともと持っていた脂であります。

いわしといえば青魚。そして青魚の脂といえば、健康に必須のDHA・EPAが豊富に含まれている。ゆえに、いわし缶も脂がたくさん入ってたほうが嬉しい。

ということで、味噌煮のような脂の量が分かりにくい缶詰でも、こうしてスプーンを沈めればすぐ分かるのですぞ。

○どんだけー?!

これは別の缶詰、いわし醤油煮を開けたところ。味噌よりも缶汁が澄んでいるから、脂の量が分かりやすい。っていうか、この表面の透明な層が、すべていわしの脂なのだ。どんだけ脂が乗ったいわしなのー?!

普段は「出来れば脂は控えめに……」という生活を送っているが(中高年あるある)、青魚の脂はむしろ、どんどん摂取したいものであります。

○最後は缶汁ぶっかけ

かくのごとし。炊きたて飯と、温めたいわし味噌煮缶。トッピングはスーパーで買った九条ねぎ。これだけの献立で、なんと満たされることか。

リニューアルしたいわし味噌煮は、味噌が濃厚でしっかりとコクを味わえる。
なのに、飲み込んだあとは口中すっきり。後味がしつこくない。これにはおそらく、隠し味で加えたお酢が利いているのかと思う。

最後は缶汁をぶっかけ、今日もごはん1合缶食!(あとでランニングしました……)

缶詰情報
清水食品/うまい! いわし味噌煮 150g 180円(税別)
2020年秋冬の新商品。これから全国のスーパー、ネットショッピングなどで販売開始

缶詰博士 かんづめはかせ 昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。 この著者の記事一覧はこちら

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October 30, 2020 at 11:08AM
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