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はっぴぃ魚ッチ 三三七拍子のハマチ システムな男たちと - 高知新聞

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鳴門沖のハマチ。小さめのジグを丸のみに

鳴門沖のハマチ。小さめのジグを丸のみに

 「ジギングに行きませんか。徳島の鳴門で青物をやりましょう」

 先日、電機大手「富士通」高知支店の由比良雄さん(37)からこんな誘いをいただいた。

 いつもの太平洋でなく、瀬戸内の海。しかも、記者以外は同社の4人という船上異業種交流だ。当方はスマートフォンの扱いさえ怪しいが、釣りならなんとかなる。二つ返事でご一緒した。

 高知、高松、徳島の各拠点から集まったのは「システム」を売る男たち。

 例えば図書館なら、ピッと読み取るバーコードで本が管理されている。そんな機器類と、目には見えない仕組みをパッケージにして企業や役所に提案する仕事だ。

 「ザ・IT」な日々を送る彼ら。業務の傍ら、四国内の社員同士で“釣り師ネットワーク”を構築し、土佐湾や瀬戸内へと繰り出しているのだという。

 この日は午前7時前に出港。淡路島南側の水深40メートルの海にジグを落とす。胸を高鳴らせて竿(さお)をあおって誘うが、反応がない。

 漫然と反復動作を続ける記者。その後ろで同社四国支社の山本雄弥さん(38)=高知市種崎出身=が次々にジグをチェンジし、誘い方を変えていた。道具箱は見事に整理されていて、ジグとそれに合う針を素早く取り出していく。

富士通の釣り師の4人。この日のパターンを見破りクーラー満杯となった

富士通の釣り師の4人。この日のパターンを見破りクーラー満杯となった

 富士通メンバーが最初の1匹を釣り上げたのは開始から約1時間後。40センチ余りのハマチだった。その後もぽつぽつとハマチが続く。しかし記者の竿は曲がらない。焦り始めた午前10時ごろ、背後で山本さんがつぶやいた。

 「うん、分かった。応援団や」

 応援団?

 「三三七拍子です。ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ、と小さくしゃくって止めてみて。小さめのジグでね」

 言われた通りにやってみると、すぐに小気味よい引きが竿に伝わった。面白いことに、しゃくり方が違うと全く反応がない。

 ちゃっ、ちゃっ―。脳裏には学ラン姿の応援団と三三七拍子。IT業界風に言えば、これがこの日のソリューション(解決策)だ。皆で80匹以上をクーラーに収めた。

 翌日、由比さんから送られてきた料理の写真も圧巻だった。姿造りや煮付けに始まり、圧力鍋で粗(あら)を煮てだしをとったラーメンまで。0・1度単位で温度設定できる低温調理器も使って魚料理を楽しむという。

 見事なまでにシステマチック。脱帽。(本紙・ハチ)

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January 23, 2020 at 06:35AM
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