余った食材、ファミマに寄せて松川町のＪＡ上片桐店でスタート - 中日新聞

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店員から集まった食料品を受け取る大沢さん（左）＝松川町上片桐のファミリーマートＪＡ上片桐店で

　コンビニ大手のファミリーマートが今月、松川町上片桐のＪＡ上片桐店で、家庭で余った食料品を集める取り組み「ファミマフードドライブ」を県内で初めて始めた。二十六日、取り組みに協力している町内の住民団体「地域で食材を循環させる会」が同店で一回目の回収をした。ファミリーマートは、県内の他店舗でも事業を展開する計画。　（長崎光希）

　十九日にレジ横に回収箱を設置し、未開封で期限が二カ月以上残っている缶詰やレトルト食品、調味料などを募集。二十六日は、地域で食材を循環させる会会員の大沢ユリ子さん（７４）が店を訪れ、集まった約三十五点を受け取った。今回、回収した食品は八月八日午前十時から、同所のＮＰＯ法人「Ｈｕｇ（ハグ）」で、町内外の希望者に手渡す。

　地域で食材を循環させる会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響などで生活苦に直面した人たちを救うため、...

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