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接種を巡る動きが本格化するなか、実務を担うことになる医療機関が抱える課題を取材しました。
九州がんセンター ー午後2時ー
◆記者
「今超低温冷凍庫を乗せたトラックが入ってきました」
5日午後、福岡市の九州がんセンターに到着した超低温冷凍庫、『ディープフリーザー』。
ファイザー社のワクチンを保管するのに必要な、マイナス75度前後を保つことができます。
1台で2万1500回分のワクチンを保管でき、福岡市内では、ほかの国立病院なども含め4月までに33台確保される見込みです。
◆九州がんセンター 藤也寸志院長
「がんの診療を損なわないでこの接種を安全に確実にやっていくという、ある意味、気合いを入れていかないといけないというのが、今日強まったところです」
この超低温冷凍庫で保管されたワクチンがどのような流れで私たちに接種されるのかー
冷凍庫で保管されたワクチンは、拠点病院から地域のほかの病院や集団接種の会場などに輸送される計画ですが、福岡市では平日は地域のかかりつけクリニックを中心とした接種を想定しています。
扱いが難しいとされるワクチンの受け入れ体制。
クリニックではどうなっているのか?
現場を取材するとー
「普通の冷蔵庫ですね」
「Q家庭にあるような冷蔵庫で保存できるんですね?」
「はい」
ファイザー製のワクチンは解凍後、通常の冷蔵で保管できるということです。
しかし、解凍されたワクチンは5日以内に使わなければならず、余ると無駄になってしまいます。
いかにしてワクチンのロスを減らすかー
柔軟な予約システムが必要不可欠だといいます。
◆平田内科胃腸科クリニック 平田泰彦院長
「配送と予約システム、そこは行政できちんとしていただきたいなと思います。新しいワクチンですから経過観察・副反応を考えると相当な苦労を掛けるし、(ワクチン)1本6名ずつとなるとロスが出たとか、あの人予約したのに全然来ないわとなるとどうしようかとなる」
また、こんな問題がー
「大人のワクチンは皮下接種が多かったんですね。我々は筋肉注射が慣れていないということ、血管に入らないかとか神経を刺さないかということも皮下注射に比べて神経を使うところだと思うんですよね」
インフルエンザワクチンを始め、日本で多く用いられるのは「皮下注射」。
一方、新型コロナのワクチンは筋肉に直接薬物を投入する「筋肉注射」で、より神経を使う医療行為となります。
慣れない注射による副反応や業務量の増加といった懸念もあり、ワクチン接種事業に二の足を踏むクリニックがある中、平田院長は協力医療機関を今後、どれだけ増やしていけるかが課題といいます。
「大きな病院はコロナの患者を診ながら、一般診療もしながらワクチンも接種する。そのワクチンの接種人数も半端ない数字なので、そこのワクチン接種くらいの負担は軽減しないといけない。それこそ医療崩壊を足で引っ張るようなことになると思うので、我々開業医として支えていきたいと思います」
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February 05, 2021 at 06:15PM
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