会社員や公務員の人が加入している厚生年金。その厚生年金の保険料が、どうやって決まるのか知っていますか? 給与明細には厚生年金といった名目で、支給額から年金保険料が天引きされていると思います。その金額がどう決まるのか確認していきましょう。
厚生年金とは?
厚生年金は公的年金の1つです。もう1つの公的年金に国民年金があります。いずれも老後の生活を支えることが大きな目的となりますが、加入者が障害を負ったときや、万が一、亡くなったときなどにも生活の支えとなる制度です。 公的年金制度は「2階建て」となっており、厚生年金は年金の「2階部分」といわれています。対して国民年金は、年金の基礎的な位置づけから「1階部分」といわれています。 厚生年金が2階部分と表現されているのは、厚生年金保険料には1階部分の国民年金保険料も含まれ、将来、年金を受け取る際にも国民年金と合わせて受給することになるからです。 また、国民年金が20歳から60歳未満の全ての人に加入義務があるのに対して、厚生年金は厚生年金保険の適用を受けている会社で働く場合、70歳未満まで原則加入となります。 つまり、20歳未満の人でも会社員として働く場合は、厚生年金に加入することになります。なお、公的年金以外に確定給付企業年金や個人型確定拠出年金(iDeCo)などがある人の場合は、「3階建て」の年金に加入しているともいわれます。 1階部分の国民年金、2階部分の厚生年金、そして3階部分が企業年金やiDeCoなどとなり、将来の受給額をより増やすためには複数の年金に加入することが手段の1つといえます。
厚生年金の保険料はどうやって決まるの?
厚生年金の保険料は「標準報酬月額」と「標準賞与額」のほか、「保険料率」によって決まります。厚生年金の保険料率は、平成29年9月からは18.3%で固定されています。 毎月の保険料額 = 標準報酬月額 × 保険料率(18.3%) 賞与の保険料額 = 標準賞与額 × 保険料率(18.3%) なお、各保険料額は労使折半となりますので、実際に給与・賞与から負担する保険料は上記の保険料額の半分になります。 <標準報酬月額とは?> 厚生年金においては、報酬月額(毎月給与)を数千円から数万円の幅で32の等級に区分した標準報酬月額に置き換えます。そのため、報酬月額と標準報酬月額が同じとは限りません。 厚生年金保険料額表から、報酬月額がどの等級に該当するのか知ることができます。
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October 24, 2021 at 07:23AM
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