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英語もできない私がNYへ渡りどうやって永住権を取得できた? - Newsweekjapan

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©NY1page.com LLC タイムズスクエアの景色よりも、表示されている広告に注目してほしい。すっかり日系企業の広告が去ってしまった・・・。

弘恵ベイリーという名でライターとして活動しているからか、私がアメリカの永住権を持っているのは、アメリカ人と結婚しているからだと思われがちだ。だが、私は永住権を自力で取得した。英語もできない私が、どうやって永住権を取得するに至ったかを語る。

最初は、NYに住みたかったので、ビザ免除プログラム(JWS)※1で90日ギリギリまで滞在を繰り返していた。不法滞在となれば、本当にビザを取る際に難しいと思ったので、絶対に90日を超えないようにしていた。

ITのキャリアが日本であったこともあり、就職活動を地道に続けたおかげで、以前にも同ブログに掲載したが、日本人の社長がアメリカで起業した日系のIT関連会社へ就職が決まった。H1-Bビザ※2もその会社にスポンサーをお願いし、弁護士さんへの申請費用は自分で負担して取得することができた。

私が申請をお願いしたS弁護士は、アメリカ人だが日本語ができて、パラリーガルの方たちが日本人だったこともあり、コミュニケーションも楽だった。

せっかくビザを取得し、働き始めたのだが、3ヶ月後に不運なことにこの会社が倒産してしまった。ビザを取得したのは、倒産した会社のスポンサーだったため、ビザが有効期限内でも、効力がなくなってしまった。再度、就職先を見つけてビザを取得しなければ、不法滞在になってしまう。

闇雲に結婚相手も探してみたが、今の夫からは「まだ結婚は考えられない」と断られた。元彼は、いろいろと訳ありで、結婚相手となるタイプではなかった。NYへ住み続けることをあきらめきれず、仕事探しを続けたのだった。

再び就職できたのは、IT企業だった。少しだけ英語もできるようになったので、再びH1-Bビザを、少しだけ申請料の安い弁護士にお願いに行った。しかし弁護士に「これは難しい案件なので、うちではできません。最初にS弁護士に頼んだのであれば、彼ならばやれるのでは?」と断られた。S弁護士にお願いしたら、難しい案件だったはずなのに、しっかりビザがおりたのだった。

S弁護士はとても有能なのだと知り、IT企業に勤めながら、今度は永住権の申請もお願いすることにした。当時アメリカでは、ITに携わるエンジニアが足りず、ITエンジニアにはビザや永住権の取得が簡単になっていたようだ。2年もたたないうちに、S弁護士が永住権を取得してくれたのだった。

追加情報として、同僚にもS弁護士を勧め、同僚二人ともS弁護士の申請により、短期間で永住権を取得することができた。当時、アメリカのITバブル真っ只中だったことも、功を奏したのだろう。

永住権取得後に間もなく、今の夫からプロポーズされ結婚した。だったら弁護士費用もったいなかったって思ったものだ。とはいえ、今の夫に借金して払った弁護士費用半額は、しっかりチャラにしてもらった。これは、ちゃっかりしてないと、アメリカでは生きていけないという私からのアドバイスの一つである。(笑)

※1・・・ビザ免除プログラム(VWP)は、日本人は米国に渡る際、往復の航空券もしくは乗船券と、有効なパスポートがあれば、短期の商用や観光において、ビザなしで米国に90日以下の滞在が可能。

※2・・・H-1Bは、米国の移民国籍法第101条に基づく米国のビザであり、米国の雇用主が特殊な職業で外国人労働者を一時的に雇用することを許可しています。専門職には、専門知識と学士号または同等の実務経験の適用が必要です。滞在期間は3年で、6年まで延長できます。その後、ビザ保有者は再申請が必要になる場合があります。引用元 ウィキペディア(英語)

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November 27, 2021 at 08:02AM
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