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離乳食の白身魚はいつから?初期・中期・後期レシピ【管理栄養士監修】 - マイナビウーマン

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白身魚、赤ちゃんは離乳食でいつから食べていいの?

離乳食で白身魚の開始時期

離乳初期は、色々なものを食べ慣れてから白身魚を開始しましょう。

・初期の調理:加熱して細かくほぐす
・中期の調理:加熱して細かくほぐす
・後期の調理:加熱して1cm大にほぐす
・完了期の調理:加熱して2cm大にほぐす

 ■ワンポイントアドバイス■

白身の魚は身がやわらかいものが多く、離乳初期から使いやすいです。

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白身魚の旬はある?

白身魚には色々な種類の魚がいます。鯛は通年流通している魚で、産卵後すぐの時期を除いて比較的いつでもおいしく食べられるとされています。春はしらす、夏はスズキ、イサキ、秋はメバル、カレイ、冬はキンメダイ、ヒラメ、カワハギなど、四季折々で色々な白身魚が楽しめます。

白身魚の栄養

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白身魚の中でも、特にしらすには骨の正常な形成に大切なビタミンDやカルシウムが豊富です。ビタミンDはカワハギにも豊富に含まれています。

離乳食の白身魚、下処理・下ごしらえの方法

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白身のお魚はどのような加熱方法でもおいしく食べられます。
中期にはお刺身、昆布、鰹節を小鍋で煮てほぐしたものが最適です。お刺身は魚の鮮度がよく、1切10〜15g程度と離乳中期のお魚の量に最適です。

しらすは湯通しして塩抜きしたものを棒状にラップでくるんで冷凍し、使うときにおろし金ですりおろすと食べやすいです。

 ■ワンポイントアドバイス■

無理なくチャレンジできるしらすやお刺身を取り入れてみてください。

白身魚の離乳食、よくある疑問

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白身魚はその名の通り、身が白い魚のことを指しますが、離乳期おいてはアレルギー発症のリスクが低い白身魚を指します。タラやサケは白身魚ですが、アレルギーの発症リスクが高いため、これらは離乳中期までは避ける方が無難です。鮮度が低下しにくい「お刺身として流通する魚」を “離乳期に食べられる白身魚” と考えるといいでしょう。

白身魚にもアレルゲンは存在します。また、そのアレルゲンは魚の種類によって異なるため、一部の魚にのみアレルギー反応が出る場合もあります。まだ食べさせたことがない魚を初めて試すのは、見守りや受診できる余裕があるときにしましょう。

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茹でてほぐしたものを冷凍しておくことができます。茹でた白身魚をほぐし、身が乾燥しないようにピッチリとラップで包んで冷凍します。

白身魚の離乳食レシピ! 初期・中期・後期

材料(作りやすい分量)

・米 大さじ1
・水 大さじ7
・しらす(ラップに棒状に包んで冷凍させたもの)1cm分

作り方

① 米と水を小さめの耐熱カップに入れて、炊飯時に一緒に入れて炊くおかゆを炊く
② おかゆをすり潰し、ヨーグルト状にする
③ おろし金で冷凍しらすをすり下ろし、おかゆと混ぜ合わせて電子レンジ600W10秒加熱する

 ■ワンポイントアドバイス■

しらすはお湯をかけて塩抜きしたものを冷凍しておきましょう。

材料(作りやすい分量)

・鯛の刺身 2〜3切
・玉ねぎ 10g
・茹でたほうれん草 10g
・昆布2cm角 1枚
・水 100cc
・片栗粉 小さじ1/2

作り方

① 小鍋に水、昆布、玉ねぎを入れて火にかける
② 煮立ったら昆布を取り出し、刺身とほうれん草を入れて5分程煮る
③ 刺身をほぐし、水溶き片栗粉でとろみをつける

材料(作りやすい分量)

・カレイ 1切
・水 120cc
・みりん 大さじ1/4
・しょうゆ 大さじ1/4
・片栗粉 小さじ1/4

作り方

①鍋に水、片栗粉以外の調味料を入れて火にかける
②煮立ったらカレイを入れて、アルミ箔で落とし蓋をして10分程煮る
③カレイをほぐし大さじ1杯分を取り分ける。煮汁に水溶き片栗粉を入れてとろみをつけ、ほぐしたカレイと合わせる

 ■ワンポイントアドバイス■

調味料を2倍量で計量して合わせておき、半分を離乳食用の味付けに使用し、残りを取り分け後に入れることで大人の味付けになります。

まとめ

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比較的アレルギーが少ないとされる白身魚ですが、アレルゲンはありますので慎重に進めましょう。四季折々様々なお魚を、ぜひ赤ちゃんと一緒に楽しんでくださいね。

赤ちゃんの食べ方などの発達は、ひとそれぞれ。あくまでもこれらは目安にすぎません。栄養をとってほしいと思っら白身魚ペーストにしてポタージュにしてみたり、噛む力を育てたいと思ったら白身魚少し大きめに切ってみたり、家族の食事にあわせて、これらを目安にして変更してみてください。

この記事の執筆者

奥野由 先生(管理栄養士/母子栄養指導士)

前職は加工食品の研究開発職。自身の出産を機に離乳食アドバイザーを取得し、活動を開始する。ベビーフードの開発および監修の他、大阪府高槻市にて離乳食教室開催、育児広場での相談会などを実施。食品科学、調理学をベースに手軽で美味しいレシピの考案に尽力している。
◆離乳食教室 FooMiLab HP:https://www.foomilab.com/

この記事の監修者

川口由美子 先生(管理栄養士/母子栄養指導士)

一般社団法人母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師。大学時に小児栄養学を学んだのち、育児用品メーカーでベビーフード開発を経て栄養相談、離乳食レシピ執筆、講演会に携わる。2児の母。現在は、母子栄養協会にて離乳食アドバイザー®他、専門家を養成している。
◆一般社団法人母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/

(文:奥野由 先生、監修:川口由美子 先生)

※画像はイメージです

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August 24, 2020 at 09:20AM
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