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「ツンドラのボルシチ」復活 閉店した福岡の名店、レトルトで人気 - 毎日新聞 - 毎日新聞

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レトルトで復活した「ツンドラ」のボルシチ=福岡市博多区で2022年1月13日午後3時28分、植田憲尚撮影 拡大
レトルトで復活した「ツンドラ」のボルシチ=福岡市博多区で2022年1月13日午後3時28分、植田憲尚撮影

 2021年5月に閉店した老舗ロシア料理店「ツンドラ」(福岡市中央区大名2)の看板メニュー「ボルシチ」がレトルト食品として復活した。明太子製造販売の「ふくや」(同市博多区)が販売に協力。仕入れる度に売り切れる人気ぶりだ。

 ツンドラは1960年に創業。九州のロシア料理店の草分け的存在で、家庭的な雰囲気で幅広い世代に愛された。しかし、周辺の再開発に伴う地価高騰や後継者不在に新型コロナウイルス禍が追い打ちをかけて閉店した。

レトルトで復活した「ツンドラ」のボルシチの販売を手掛ける「ふくや」の川原武浩社長=福岡市博多区で2022年1月13日午後3時28分、植田憲尚撮影 拡大
レトルトで復活した「ツンドラ」のボルシチの販売を手掛ける「ふくや」の川原武浩社長=福岡市博多区で2022年1月13日午後3時28分、植田憲尚撮影

 人気だったボルシチはトマトと赤い根菜のビーツをベースにジャガイモ、ニンジン、豚肉を煮込んだスープ。兵庫県の食品会社に委託して缶詰も製造していたが、21年の年明けごろに取引が終了して閉店と同時に売り切れたため、長年受け継がれた味が途絶えた。

 存続を求める常連客らの声もあってツンドラのオーナー、徳永哲宥(てつひろ)さん(77)はレトルト化を模索。缶詰製造会社からの紹介で静岡県の食品会社がレトルト製造を引き受けてくれることになった。さらに缶詰販売にも協力していた「ふくや」からの申し出でレトルト販売のめどがついた。

 21年11月から「ロシアンスープ ツンドラ ボルシチ」(1人前250グラム、648円)として「ふくや」の店舗やインターネットで販売すると程なく売り切れ。1月入荷分もほぼ行き先が決まり、再びふくやの店頭に並ぶのは2月以降になる。

 徳永さんは「店はなくなったが、名前と味が残ってうれしい」。ふくやの川原武浩社長(50)は「私も子供の頃から慣れ親しんだ味。今後は缶詰の復活も検討したい」と話している。【植田憲尚】

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January 19, 2022 at 12:15PM
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