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「沖縄にはユイマールという言葉がある」 学校で集めた食品や生活必需品、地域に無償提供 - 沖縄タイムス

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 北谷中学校(伊志嶺清校長)は12月26日、集めた食品などを地域住民に無償提供する「Road To Go フードシーブンTable 2021 in北谷中」を同校で実施した。家族連れや高齢者らが大勢訪れ、米や野菜などの食料品といった生活必需品を受け取った。

集まった食料品を来訪者へ手渡す北谷中学校の生徒ら=同中学校

集まった食料品を来訪者へ手渡す北谷中学校の生徒ら=同中学校

開催した実行委員会の生徒や伊志嶺清校長(後列左から2人目)ら=北谷中学校

開催した実行委員会の生徒や伊志嶺清校長(後列左から2人目)ら=北谷中学校

集まった食料品を来訪者へ手渡す北谷中学校の生徒ら=同中学校 開催した実行委員会の生徒や伊志嶺清校長(後列左から2人目)ら=北谷中学校

 同校は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が掲げる平和や国際的な連携の実践に取り組む「ユネスコスクール」に、2012年に県内第1号の認定を受けた。

 今回は地域と連携したESD(持続可能な開発のための教育)として地域課題に取り組むために、県の「おきなわSDGs(持続可能な開発目標)パートナー」の認証を受ける沖縄ハンズオンNPOの県子ども未来応援助成金事業の一環として取り組んだ。

 授業の中でSDGsを学んだ生徒らはコロナ禍で困っている人たちのためにと、生徒会やボランティア委員会、放送委員会が1週間、各学級にフードボックスを設置。缶詰やレトルト食品だけでなく、カイロなど50品目以上を集めたという。

 会場を訪れた小さな子どもを抱えた30代の女性は「とても助かります、本当にありがとう」と生徒に感謝した。同校15期生の仲里栄信さん(74)は「後輩たちが頑張っている姿を見て駆け付けた。大変心強い」と目を細めた。

 実行委員長の比嘉こはるさん(3年)は「ちゅいしーじー(相互扶助)の精神こそSDGs。うんだんふーなーやないびらん(見て見ぬふりをしてはいけない)。これからも小さな成功体験を積み重ねてSDGsを実行したい」と意気込んだ。

 上間瑛叶さん(同)は「食品ロス削減を起点に、地域に目を向けて困っている人に寄り添えたのは生徒や先生、地域の協力のおかげだ」と感謝した。校門前に来場を呼び掛ける看板を製作した金城輝来さん(同)は「沖縄にはユイマール(公助)という言葉がある。これからも持続可能なものは何かを考えたい」と熱っぽく語った。

 足を運んだ渡久地政志町長は「コロナ禍で困窮世帯も増える中、地域と学校が連携し、地元の生徒らが積極的に関わるこのような取り組みは大変素晴らしい」と評価。伊志嶺校長は「地域に開かれたユネスコスクールとして、今回を機に今後も持続可能な取り組みを続けたい」と話した。同日はベビー用品購入に苦労する家庭支援を行う共育ステーションつむぎ(高良久美子代表)もサポートした。(根間広人通信員)

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January 19, 2022 at 10:42AM
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