＜新型コロナ＞生活困窮者に食料支援横須賀市、受け付け開始 - 東京新聞

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　横須賀市は新型コロナウイルスの影響などで年末年始の暮らし向きが厳しくなる市民が増えると想定し、「年末緊急食料支援」の申し込み受け付けを始めた。

　市によると、今年は四〜十月に昨年同期の二・四倍に当たる約八百人が窓口での生活困窮相談に訪れた。担当者は「従来の福祉制度では支援しきれない人が増えており、食料支援を相談のきっかけにしたい」と話す。企業やフードバンク、市民に寄贈を呼び掛け、寄せられた米、もち、缶詰、レトルト食品など四日分ほどを二十四、二十五日に提供し、相談窓口の連絡先を書いたカードも渡す。既に約千七百人分を用意した。

　対象は市民で先着順。申し込みは二十一日（土日を含む午前八時〜午後六時）まで、市コールセンター＝電０４６（８２２）２５００＝で受け付ける。申込時に提供場所と受け取りに必要な予約番号が伝えられる。一人分が二キロ以上になると見込まれ、カートやリュックサックなどの持参が必要。　（村松権主麿）