１０月は食品ロス削減月間です。
広島市のスーパーでは地元の大学生と市の職員が家庭で食べられずに残っている食品を市民から募る取り組みが行われています。
家庭に食べられずに残っている食品を集め、支援が必要な人に届ける活動は「フードドライブ」と呼ばれ、広島文教大学の学生や広島市の職員などがきょう、大学祭や市内のスーパーなど５か所で食品を集める活動を行っています。
このうち、広島市安佐北区の「ノムラストアー可部店」には、１０日午前中から市民が家庭にある缶詰やレトルト食品などを持ち寄っていました。
集められた食品は社会福祉法人を通じて支援が必要な人に届けられるということです。
広島市では、１年間に家庭から出される燃えるゴミのおよそ６．７％にあたる９０００トン余りがまだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」にあたると推計されています。
レトルト食品を持ち寄った２０代の女性は、「家で探したら食品ロスになりそうなものがあったので、気をつけていきたいです」と話していました。
参加した大学１年生の石本萌佳さんは、「食べられるのに捨てられてしまうのはとてももったいないことです。多くの人に持ち寄ってほしいです」と話していました。
広島市環境政策課は村本尚子主任技師は、「食品ロス削減には市民の協力が欠かせない。生活の中でできることから始めてほしい」と呼びかけていました。
この取り組みは安佐北区のスーパーやスポーツセンターなど５か所で１０日午後３時半まで行われています。
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October 09, 2022 at 05:07PM
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家庭に残っている食品 大学生らが市民から募る 広島市｜NHK 広島のニュース - nhk.or.jp
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