新型コロナウイルスの影響で、生活が苦しい人を支援しようと、家庭で余った食品を集めて届ける「フードドライブ」という取り組みが兵庫県内のスーパーなどで広がっています。
兵庫県と県内に店舗がある生協、４つのチェーンストアは、去年から協力して、「フードドライブ」を行い、食品ロスを防ぎ、新型コロナで困窮する人の支援につなげています。
これまで１２３の店舗で家庭で余った食品を募集してきましたが、２１日から１３の店舗が加わり、神戸市中央区のスーパーには特設スペースが設けられ、店員たちがチラシを配って協力を呼びかけました。
受け付けるのは賞味期限が１か月以上あり、未開封で常温で保存ができるレトルト食品や缶詰、菓子類などで、さっそく、買い物に訪れた３０代の女性が自宅にあった麦茶パックを提供していました。
女性は「ふだん利用するスーパーなので持ってきました。何か困っている人の役に立ってもらえたらうれしいです」と話していました。
「グルメシティポートアイランド店」の久保博樹店長は「コロナ禍で仕事がなくなって収入が落ち込むなど、食に困っている人がいます。余っている食品があればお持ち寄りください」と話していました。
食品は福祉団体を通じて、生活に困っている人や必要とする施設などに届けられるということです。
実施する店舗や受け付け時間は異なるので、県のホームページなどでご確認ください。
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June 21, 2021 at 03:12PM
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余った食品を困っている人に 兵庫県でもフードドライブ広がる｜NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp
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