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ふだんの生活の中で何気なく口にする食事や飲み物。しかし、災害が起こった時、いつものように三度の食事をしたり、コーヒーを飲むことなどできるはずはありません。そこで、でき得る限り災害時に困らないようにするにはどうしたらいいか、日頃からどう備えるべきか、災害時の「食」についてDr.ソナエル氏に解説していただきました。
災害時の「食」について、意識していますか?
以前、防災対策の備蓄法、心構えとしてローリングストック(食べたら買い足す)についてお伝えしました。今回は災害時の「食」についてその言葉の意味合いを、もう少し深く考えたいと思います。 防災といえば「非常食」という言葉を思い浮かべると思いますが、「非常食」は定義が広くて曖昧なのが現状です。ほかにも、防災食、災害食、保存食、行動食、備蓄食など、テレビやネットショップなどでは様々な言葉が散在しています。 広辞苑に「非常食」「保存食」について、以下のような記載があります。 非常食=災害など非常時のために準備しておく食料 保存食=不時の災害などに備えて長期間保存できるように、乾燥したり缶詰にしたりした食品 そして広辞苑では2021年現在、災害食、防災食、行動食、備蓄食などの記載はありません。 これら災害を連想する食料の名前を聞くと、「主に防災用に作られた、災害など非常時のために準備しておく、長期保存が可能な食料」というイメージが強いかと思います。いわゆるお店の防災コーナーに置いてある、水で戻すアルファ米、缶入りパン、缶詰、レトルト食品、カンパンなどが思い浮かぶでしょう。 ですが、災害時の食料についてはもっと広い視野で備える必要があります。
「災害食」は日常食べる食料の延長線上にある
そんな中、日本災害食学会において、「災害食」という言葉が以下のように定義されています。
1.「いつものように食べることができない時の食のあり方」という意味で災害食を考え、避難所や自宅で被災生活をする高齢者や乳幼児、障がい者や疾病患者など日常の社会においても特定の食事を必要とする人々、さらに救援活動に従事する人々など、被災地で生活、活動するすべての人々に必要な食をいう。 2.日常食の延長線上にあり、室温で保存できる食品及び飲料はすべて災害食となりうる。 3.加工食品(飲料を含む)及び災害時に限定された熱源、水により可能となる調理の工夫も含める。 (日本災害食学会 日本災害食 認証基準より) つまり「災害食」とは、防災用に作られた食料のみを指すのではなく、日常食べる食料の延長線上にあり、常温保存がある程度長期間可能な食料は全て「災害食」と定義することができるのです。
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December 16, 2021 at 01:00PM
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