さまざまな分野のプロフェッショナルに、備えのポイントなどを聞く「備えドキ！」。
今回は、管理栄養士として東日本大震災の被災地などで活動してきた経験がある、岡山県栄養士会・会長の坂本八千代さんに食の備えについて伺いました。
避難所などでは、食物アレルギーがあったり病気療養中だったりして、食事に制限がある人や、避難時に入れ歯を忘れてしまった人など、食に関して苦労している人が少なからずいたと言います。
坂本さんは「栄養士会では、避難所などで配布される食事がとれない人たちのための食品なども備蓄しているので、災害時に食の面で困っていることがあったら、遠慮せずに声を上げて欲しい」「最近では長期保存できる高齢者向けのやわらかい食品なども多くあるので、その存在を知ってもらい“ふだん”のうちに試しておいて欲しい」と言います。
さらに一般家庭の備蓄食料も「お米などの主食はもちろん、おかずにもなる缶詰類や手軽に食物繊維などをとることが出来るミックスビーンズや、乾物類といったものを“ふだん”から使いながら買い足し、いざという時につなげれば、難しく考えすぎずに食の備えは進められる」と教えてくれました。
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May 06, 2022 at 02:30PM
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