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人目気にせず食品受け取りを ひとり親支援へ佐賀市に拠点 365日24時間無償提供 - 西日本新聞

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 経済的に苦しいひとり親世帯が食品や日用品を入手できる拠点「コミュニティフリッジ佐賀」が14日、佐賀市に開所した。時間に縛られず、人目を気にせず通えるのが特徴で、必要な世帯に支援を届かせる新たな仕組み。運営事務局は「困っていることを知られたくない人もいる。気軽に支援を受けられる場になれば」と期待する。

 コミュニティフリッジは個人や企業などから譲り受けた食品や日用品を集め、困窮世帯などが自由に受け取れる拠点。欧米を中心に広まり、日本では2020年11月に岡山市の一般社団法人「北長瀬エリアマネジメント」が始めた。佐賀市ではNPO法人「空家・空地活用サポートSAGA」(塚原功代表理事)が計画。岡山市の団体からノウハウを学び、九州では初めての開所だという。

 団体事務所などで物資の譲渡会を開く場合、困窮世帯だと知られることに抵抗を感じる人もいて、支援が届きにくい面もある。このためコミュニティフリッジは利用者の心理的な負担に配慮。物資を集めた部屋は無人で、利用は24時間、365日可能。自由に好きな物を持ち帰れる仕組みにした。

 佐賀市の拠点はビル1階の空き部屋を改装した。対象は児童扶養手当を受給している県内のひとり親世帯。事前に利用登録すれば、スマートフォンの専用アプリでドアの電子ロックを解除し、入室できる。防犯カメラも設置した。

 部屋には市民団体などを通じて提供されたレトルト食品や缶詰、衣類、生理用品などが並ぶ。生鮮食料品などを保存する大型冷蔵庫も設置する予定。14日の開所式で塚原さんは「こういう場があることで支援の輪が広がり、温かい地域づくりができたらいい」と話した。運営事務局=090(9482)4434。 (岩崎さやか)

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May 15, 2022 at 04:00AM
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