新型コロナ 子ども食堂運営者、家庭に無料食料提供 「缶詰でも寄付を」 ／千葉 - 毎日新聞

　新型コロナウイルスの感染拡大を受け、活動休止に追い込まれた県内の子ども食堂の運営者らが、家庭に食品を無料で提供する取り組みを進めている。流山市で「南流山子ども食堂」を運営する梅沢一雄さん（５８）は「休校によって食費などが増える一方、休業で仕事が減り家計が厳しくなっている家庭は多い」と案じている。

　梅沢さんは２０１７年１０月に子ども食堂を始め、１９年１０月には「とうかつ草の根フードバンク」を発足させ、東葛地域の子ども食堂に食品を配布する活動を続けている。

　感染拡大により、３月から子ども食堂は休止せざるを得なかった。ただ、梅沢さんの元には、「母親の収入が減り、ご飯を食べていない」といった子どもの情報が多く寄せられたといい、各地の子ども食堂を経由し家庭に食品を配布する活動に切り替え、子どもや親の暮らしを支えている。

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April 30, 2020 at 11:00AM
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