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寄付食品24時間受け取り コミュニティフリッジ設置 - 読売新聞オンライン

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 生活に苦しむ子育て中の家庭を支えるため、個人や企業から寄付された食料品や日用品をいつでも無料で受け取ることができる「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」が1日、泉佐野市中庄の市社会福祉センター敷地内にオープンする。登録者だけが開けられる電子ロックがついた無人施設で、運営する市内のNPO法人は「24時間、都合の良い時に、人目を気にせず利用して」と呼びかける。(北口節子)

 開設したのは、NPO法人「キリンこども応援団」。子ども食堂やフリースクールなどの子どもの居場所づくりを進め、2年前から子育て世帯を対象に食料品などを配布するフードパントリー事業を実施してきた経験から、さらに幅広い食料支援の必要性を感じ、設置を計画したという。

 利用できるのは、市内在住の18歳以下の子どもを育てる世帯で、児童扶養手当受給世帯やひとり親家庭などを想定。約200世帯の利用を見込んでいる。

 設置されたコミュニティフリッジは約10平方メートル。常温で保存できる食料品や日用品などを並べる棚と、冷蔵庫、冷凍庫が備えられている。市のフードバンク事業に寄付された食材を活用し、地元企業のヨーグルトやパン、レトルト食品や缶詰、ノートなどの文具やトイレットペーパー、農家からの野菜などが並ぶ。

 24時間無人運営で、利用者は事前登録したスマートフォンの専用アプリで電子ロックを解錠して入室。選んだ食材などのバーコードを機器に読み取らせることで、在庫管理もできる仕組みになっている。

 31日に開所式があり、出席した千代松 大耕ひろやす 市長は「食材の提供者とコミュニティフリッジの利用者が、物だけでなく心でもつながっていけるよう、しっかり支援したい」とあいさつ。NPOの水取博隆代表理事は「食材提供だけで貧困の連鎖を断ち切ることは難しい。これを一歩目として、子どもたちがお腹いっぱいになり、勉強して、いろんな体験をして、大きな夢を抱けるようにしていきたい」と語った。

 活動支援や問い合わせは「キリンこども応援団」(072・475・6364)。

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