池田拓哉
語呂合わせで「ごみゼロの日」の5月30日、富士急行などが富士山駅（山梨県富士吉田市）の待合室に、家庭で余った食品を寄付してもらう回収箱「子育て支援ボックス」を設置した。食品は市内のNPO法人「富士の緑とフードサポート」が回収して、生活困窮世帯への支援に役立てられるとともに、食品ロスの削減にもつなげたいという。
回収するのはカップ麺やインスタント袋麺、缶詰、レトルト食品など。賞味期限まで残り2カ月以上あり、未開封で常温保存ができるものに限る。毎月5、15、25日に回収され、同NPOを通して支援が必要な子育て家庭に配られる。
同NPOが回収する食品箱の設置は、富士山駅で5カ所目。市内や忍野村、富士河口町にあるスーパー「セルバ」4店舗にもある。米林道徳理事長（73）は「富士山駅に集う多くの人たちの協力に期待したい」と話している。（池田拓哉）
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May 30, 2023 at 07:06PM
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